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さらに裏設定的なものです。非常に暗いです。

引き続き非公式ですのでうちの子設定などご自由にどうぞ。

​スクリーンショットでの保存、転載はご遠慮ください。

 

その少女はNinAという

メトが住んでいるこの屋敷はかつてNinA一家のものだった。

NinAの家はワイン農家であり、現在の荒れ果てた裏庭にはブドウが植わっていた。

屋敷があったのは小さな村の外れだが、今は屋敷以外建物の影を見ることはできない。

メトはそのNinAによって想像された幻覚のようなもののはずだった。

それが実体を持ち、今も屋敷に居座り続けている。

長い間NinAを生き返らせることを考えているが、あと一歩のところで力が及ばない。

彼はメトの持つ懐中時計の中で眠っている。

​彼女が目覚める日は来るのだろうか。

やっと。

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